医師が資産運用を行うべき理由|おすすめの資産運用方法6選
医師は高所得の職業として知られており、お金に困らないイメージが持たれています。しかし、実際は高所得がゆえに高い税金を毎年毎年納めている方が多く、年収のわりに資産が貯まっていない方が多くみられます。このような状況もあり「将来への備えとして貯蓄を増やしたい」「資産をより有効に活用したい」と考える医師の方は多いのではないでしょうか。
医師が資産を増やす方法としては、現在の資産を有効活用して効率的に利益を得る「資産運用」がおすすめです。当記事では医師が資産運用を行うべき理由を解説した上で、医師におすすめの資産運用方法を6つ取り上げて紹介します。
目次[非表示]
- 1.医師が資産運用を行うべき3つの理由
- 1.1.比較的有利な条件で資産運用ができるため
- 1.2.働けない状態となっても生活水準を落とさず生活できるため
- 1.3.節税につながるため
- 2.医師におすすめの資産運用方法6選
- 2.1.(1) 積み立てNISA
- 2.2.(2) iDeCo(個人型確定拠出年金)
- 2.3.(3) インデックスファンド
- 2.4.(4) ヘッジファンド
- 2.5.(5) 株式投資
- 2.6.(6) 不動産投資
- 3.まとめ
医師が資産運用を行うべき3つの理由
医師は収入が多い職業であるものの、仕事に関連した支出も多い傾向があります。開業資金で融資を受けた分の返済や、医療機器・機材のリース料支払いなどが、仕事に関連した支出の例です。
また、医師は高所得であることの安心感により、支出を抑えたり資産運用に関心を寄せたりといったことをしない方もいます。
資産運用に有利な条件が整っている医師が、資産運用を始めないことは非常にもったいない話です。
以下では、医師がなぜ資産運用を行うべきかについて、具体的な理由を3つ挙げて解説します。
比較的有利な条件で資産運用ができるため
資産運用は、投入する元手の資産額が大きいほど利益も大きくなることが特徴です。高所得の医師は投入できる元手の資産額を大きくできるため、資産運用による利益も大きくできます。
また、ヘッジファンドなどの利回りが高い金融商品では、購入者の所得制限や高額な最低預入金額を設定しているケースが少なくありません。
高所得の医師は他職種よりも要件を満たしやすく、利回りが高い金融商品も購入できます。
働けない状態となっても生活水準を落とさず生活できるため
医師は医療行為で収入を得る「体が資本」の職業であり、体調を崩したり高齢になったりすると収入が低下してしまいます。
働けない状態となったときへの備えとして、資産運用は有効な方法です。
早い段階で資産運用を行い貯蓄を増やせれば、将来的に働けない状態となっても、生活水準を落とさず生活できる余裕が生まれます。
医師の資産運用は、健康に働けているうちから始めることがおすすめです。
節税につながるため
日本の所得税は累進課税制度が適用されており、高所得の医師は高額な税金を納めなければなりません。資産運用は、医師が納める税金の節税につながる可能性があります。
たとえばiDeCo(個人型確定拠出年金)は、積み立てる掛金と資産運用で得られた運用益が非課税となる仕組みがあります。不動産投資も物件の取得費用を減価償却することで、本業の所得や不動産投資による利益と相殺して節税が可能です。
医師におすすめの資産運用方法6選
資産運用にはさまざまな商品が存在し、それぞれで得られるリターンとリスクの大きさが異なります。資産運用を行う医師の方は、リターン・リスクの大きさが自分に合った商品を選ぶことが大切です。
医師におすすめの資産運用方法を6つ挙げて、それぞれの資産運用での特徴やメリット・デメリットを解説します。
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(1) 積み立てNISA
積み立てNISAは、年間の掛金40万円・投資可能期間20年間で資産運用を行い、運用益が非課税となる制度です。
〇メリット
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積み立てNISAで購入できる投資商品は、金融庁のスクリーニング基準を満たしています。
資産運用初心者である医師の方も、安全性が高い資産運用を行える点がメリットです。
〇デメリット
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積み立てNISAの運用額は年間40万円の積み立てに限定されるため、資産運用で大きな利益を狙いたい方には向きません。
(2) iDeCo(個人型確定拠出年金)
iDeCo(個人型確定拠出年金)は、自分で掛金を運用しながら積み立てて、60歳以降に老齢給付金として受け取れる制度です。
〇メリット
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iDeCo(個人型確定拠出年金)は積み立てる掛金の全額と、資産運用により得られる運用益が非課税となります。資産運用で節税もしたい人におすすめの方法です。
〇デメリット
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iDeCo(個人型確定拠出年金)は運用開始してから資金を引き出せるまでの期間が長期にわたるため、手数料に注意してください。口座管理手数料が安い金融機関を選ぶことがおすすめです。
(3) インデックスファンド
インデックスファンドは、特定の指数(インデックス)と連動するように運用される投資信託(ファンド)のことです。日経平均株価・S&P500指数などの株式指数や債券指数が、インデックスファンドの連動する対象となります。
〇メリット
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インデックスファンドは対象の指数と連動するため、値動きが分かりやすく、銘柄選びも簡単な点がメリットです。
対象の指数は複数の銘柄を含むため、インデックスファンドを利用すると分散投資と同じ効果が得られます。
〇デメリット
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インデックスファンドが連動する指数は、実体経済と深く結びついている点に注意してください。不景気による本業の収入減少と、インデックスファンドの利益減少が同時に発生する可能性もあります。
(4) ヘッジファンド
ヘッジファンドは、複数の金融商品に投資を行い、市場動向にかかわりなく利益の絶対追及を目指す投資信託のことです。ヘッジファンドは富裕層や機関投資家に人気の金融商品であり、医師の資産運用に向いています。
〇メリット
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ヘッジファンドでは、実力のある運用担当者が高度な取引手法を駆使して、運用による利益を追及します。
本業が忙しい医師であっても、資産運用で利益を出しやすい点がメリットです。
〇デメリット
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利益の絶対追及を目指すヘッジファンドであっても、元本割れのリスクは存在します。ヘッジファンドは絶対に利益を出せると思いこまず、投資する会社選びは慎重に行いましょう。
(5) 株式投資
株式投資は、株式会社が発行する株式を売買して利益を得る資産運用です。株式投資で利益を得る方法には、株式保有の配当金による「インカムゲイン」と、株価が上昇したときに株式を売却して得られる「キャピタルゲイン」の2種類があります。
〇メリット
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株式投資のメリットは、自分に合った運用方法を選べる点です。有名企業も株式を発行しており、「自分が好きな会社だから株式を購入する」という考えで投資も行えます。
〇デメリット
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株式投資で安定して利益を上げるためには、株式にかかわる情報の調査・分析が欠かせません。医師の方は、株式投資に必要な調査・分析に時間をかけられないケースがあります。
(6) 不動産投資
不動産投資は、マンション・アパートなどの不動産物件を購入して、賃貸による家賃収入を得る資産運用です。
〇メリット
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社会的地位が高い医師は、不動産投資で利用する不動産投資ローンの審査に通りやすい点がメリットです。
家賃収入でローン返済をしながら減価償却による節税を行い、物件売却時には売却益も得られます。
〇デメリット
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不動産投資で利益を得るためには、家賃収入を安定させることが不可欠です。入居者募集や家賃回収などの賃貸管理は、本業が忙しい医師にとって難しい可能性があります。
まとめ
医師は資産運用に有利な条件が揃っており、資産運用によって将来への備えや節税も行えます。紹介したおすすめの資産運用方法6選を参考に、自分に合った資産運用を検討してみましょう。
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