ファイナンシャル・ゴールに対する「姿勢」を知る
投資に対して、どのような思いを持っているか?
または、どのくらい関わり・関与を強めていきたいのか?などによって、関わり方は、大きく変わります。
業者間で、自己責任でのプロの取引は、利益相反は当たり前で、
腹の探り合いも当然あるし、「安く」「高く」 お互い思惑のぶつかり合いです。
しかし、カスタマーに対しては、姿勢自体が違う。
当たり前です。
だからこそ、クライアントが何を望んでいるのか?ということは、深く理解するべきです。
「プロレベルの覚悟を持って挑む人。」
「初級から中級レベルで、ワンランク上ではじめたい人。」
「プロまではいかないが、本業を持ちながらの兼業投資家としては、上級レベルで検討したい人。」
「初歩レベルで良い人。」
自分のことを、自分で分析することは、難しいですし、苦手な人も多い。
参考までに、こんな「考え方」もあると思いますので表現します。
◆資産形成に対する「※1姿勢」を確認する軸。
縦軸 「リスク許容度。」
横軸 「時間的関与。」
◆資産形成に対する「※2意欲」を確認する軸。
縦軸 「目標規模・グレード」「数値目標のレベル」
横軸 「※1姿勢のレベル」
◆資産形成に対する「好み 1」を確認する軸。
縦軸 「利益の好み」 短期利益の積上げ~長期運用効果
横軸 「※2意欲」
◆資産形成に対する「好み 2」を確認する軸。
縦軸 「資金に対する考え」 外部調達~内部利益積上げ
横軸 「※2意欲」
結果を知った上でのアドバイスが望ましい。
細かくすればするほど、精度は上げれるが、クライアントには、自問してもらう時間と手間は増える。
「どんな銘柄がいいか?」
「何に投資したらいいか?」
外部の投資先ばかりに関心を持った若い人を見たりするが、、、
長く資産形成と付き合いたいなら、自分の分析に時間を割いたほうがいいのは間違いありません。
情報を追いかけたら、きりがないが、ただ、生きていくための情報は、そんなに多くない。
資産形成の情報も奥が深い。
ただ、家族が経済的な問題で困らない状態を資産形成で作るぐらいなら、必要な情報は多くない。
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