色々な税金 その2
こんにちは
ドクターズライフ安心倶楽部「創」コンシェルジュ 山田です
前回は「 色々な税金 その1 」を載せましたが
今回も引き続き、他国の税制について話そうと思います。
皆さんは、「103万の壁」 という言葉を ご存知でしょうか?
日本にお住まいの方々ならご存知の方も多いかと思いますが、
これは年収が103万円を超えると課税対象になってしまう
という事を意味しています。
例えば、
夫の年収が500万円
妻のパート・バイトの収入が年間100万円
という場合は、妻は年収103万円を下回っているので、
妻は課税対象外となります。
このため、どこの地域でもたびたび耳にしますが、
年末くらいになりますと、年収が103万円を越えないようにと
バイトの数・パートの数を減らして調整する方も多いです。
そうなると、雇用側も突然の休みに対処しなければならなかったり、
バイト・パート側も好きなように働けなかったりと、
いろいろデメリットも発生しますよね。
個人的にはもう少し範囲を増やしてくれても・・・って思います
では、海外ではどうなのでしょうか?
ユーモアあふれるヨーロッパのフランスでは
「N分N乗」という仕組みになっています。
数学が好きな人はピーンッ!と来ると思いますが
例えば、
夫の年収が600万円 家族5人となる場合、
この夫は120万円の年収として課税されます。
これは、年収から家族の人数を割って計算します。
つまり、子供が多いほど税金の控除をしてもらえるという考えなんです。
これでフランスの出生率は一気に上がり、少子化を食い止めたんですね。
もちろん世帯税収が少ない分、フランスの税金は高いのですが・・・
日本も少子化対策と言ってはいますが、実際に中身を見ると
扶養控除をなくしたり、子供手当に所得税をかけたりと、
言ってることとやっていることが矛盾していますよね。
フランスのように、ここまで課税対象を下げる必要はないと思いますが、
こういったユニークな発想があれば、もっといい結果が出ていたのかも
しれませんね
消費税も平成26年に8%、平成27年に10%となりますし
個人的には、消費税、復興増税などの増税にも
フランスのような画期的な案があれば面白かったのではないかな
と思います
ドクターズライフ安心倶楽部 創
0120-43-5410
資産 コンシェルジュ
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