【組織運用ビジョン共有】実現に向けての考察
今日は、最近のブログ記事を振り返りながら、考えを整理しなが外に発信してみたい。
目的は、『経営ビジョン実現→組織運用ビジョン共有→短期目標~中長期目標達成』構想の実現イメージ作りだ。
IP資産形成実践プロジェクトを、自社の組織運用に当てはめて考えてみた
当社の資産形成思考プログラムの思考順序に基づいて、私の考えをまとめてみた。
様々な考察を並べているが、要点は次の通り。
1.対比型のブレーンストーミング
理想とする「状態」「イメージ」を、言葉で表現し、まずは、目に見えるようにした。
2.ベンチマーキング
1.で出した「状態」「イメージ」を、本来なら数値的にするのだが、数値的に表現できない要素も多く、「課題・質問」というカタチに置き換えた。
これによって、これからの具体的な解決に向けた道筋が見えてくる。
3.考えるべき要因を特定し明確にする
7つの要因を特定し、1つ1つが重要箇所で、バランス感覚を持ち、それらを崩さず進めていく事を確認した。
4.そして、実務的な実現計画フロー
記事は、ここまでで終了している。
「経営ビジョン→組織運用ビジョン」共有構想 実務フロー(案)
前回のプロセスは、全て、脳内でのシュミレーションであるため、実務実現計画を考えるのとでは違いがでる。
理想の「状態」「イメージ」は、想像し言葉で定義した、、、じゃ具体的にどうするの?
課題を質問に置き換えて、取りかかるべきモノもわかった、、、では、具体的にどうする?
それを考え、記事内では次の通りの事を書いた。
考えの導入 ↓
イメージの作成
↓
役割に応じて区分したチームを組織図として示す
↓
プロジェクトリーダーを選定する
↓
各チームの「長」を選定する
まずは、考えを知ってもらい、イメージしてもらう。
イメージをサポートするため、図や原案をを見せる。
人を決める。
言葉にすれば簡単だが、ここからが、吐き気が出るくらい大変だ。
組織運用ビジョンについて・・・
責任について・・・範囲、対象、求めるレベル、権限と自由、報告・連絡・相談、
使命・役割について・・・どのように責任を持たせ、、、どのように運営してもらうか、、、等など、大変だ。
□ 今回の構想の「目的」の共有
□ 各チームの 「使命・役割」 「責任の範囲」 「求められる事・資質」 の共有
□ この「一連のプロジェクト」を進めていく上での 計画 と 実行力
実務的な実現計画を考えれば考えるほど、不足しているモノが見えてくる。
実態⇔理想
このギャップを受け入れる事がスタートかも。
真の意味で、何人が今回の構想についての 当事者意識 を持ってくれ、参加協力してくれるのか心配。
「今回の構想の 『目的』 について、どんな見解を持っている?」
「あなたの立場での 『使命・役割』 は?責任の 『範囲』 と、 『求められている事や資質』 は?
「プロジェクトリーダーなら、実行計画は?予想できる問題は?」等など・・・
各長が、これらに自信を持って答え、己の考えやビジョンも、イキイキと語っている。
そうなるようにしないと。
教えていかなければならない。
たぶん・・・数年はかかる。
いや・・・もっとかかるか。
もちろん、これらは想定内であるし覚悟を決めている。
この記事では、さきほどの現実的な問題を感じ、その次の1手を打とうとしている。
マトリックスシートの活用。
横軸に、責任についての 「対象」 「範囲」 「運用」
縦軸には 各役職 とした。
先日、第1回のディスカッションはやった。
感想は、
責任についての考察が足りていない。
【任す⇔責任】 についての認識・考察が足りない。
当然、その逆の、 【 任される⇔責任】 についての認識・考察も。
あと、自分自身のマネジメントを、上位者に無意識下で求めてしまっている。
それによって責任を回避しているし、それが、モチベーションにも影響している。
どうしていいかわからない範囲、もしくは、どのように判断していいかわからない範囲、を広げていくことと、同じく、基準を上げていくこと、、、かな。
そのためには、責任を理解する必要がある。
自由と責任という言葉もあるし。
そこで、今回のブログ考察で、今後、やっていきたいこと。
1.実務部隊長のリーダーシップ教育。
2.統括長のマネジメント教育
3.一般社員、幹部も 「あり方」 「考え方」 「心の姿勢」な ど、スタンス教育。
週1回でも、私自身が時間を取って、講師として教えていくか。
お・わ・り