ブログ

BLOG
医師・歯科医師に特化した総合資産管理コンサルティング
catch-img

医師・歯科医師が知っておきたい「ライフプラン」&「経営計画」の考え方

目次[非表示]

    1. 0.1.個人開業医が準備しておきたい老後資金はいくら?
    2. 0.2.ライフプランや経営計画は早く立てた方が有利!
    3. 0.3.まずは具体的なゴールを設定しよう
    4. 0.4.ゴールから逆算した達成計画を立てよう
    5. 0.5.長期計画から今年すべきことに落とし込もう

個人開業医が準備しておきたい老後資金はいくら?

昨今、老後資金が2000万円問題不足するといった話題が世間を賑わせていますが、個人開業医の方々の中には、その2000万円を大きく超える不足がある場合も少なくありません。
しかし、世の中に多く出回っている情報のほとんどは、一般的な会社員の方を対象としたものがほとんどであるため、特に個人開業医の方から、

  • 『いくら稼いだら、いくら使っても大丈夫なのかを知りたい』
  • 『将来のためにいくら資産を作れば安心していいのでしょうか』

といった質問を頻繁に頂きます。 今回は、そんな個人で開業されている医師・歯科医師の方々が知っておきたいライフプランと経営計画の考え方についてお伝えしましょう。

ライフプランや経営計画は早く立てた方が有利!

30歳で開業するのと50歳で開業するのでは、一般的に早く開業したほうがリスクは軽減されると言われているように、資産形成も早く始めて準備期間を長く取れる分早く始めたほうがリスクが低くなります。
そのため、私達は、できるだけ早い時期に人生や医院経営のビジョンを明確にし、そのゴールイメージから逆算したライフプランや経営計画を立てられることをお勧めしています。
ビジョンから逆算した計画があると、プライベートにおいても、ビジネスにおいても無駄や迷いが少なくなり、目標達成の可能性も高まります。

まずは具体的なゴールを設定しよう

私たちはコンサルティングの最初に、何歳の時にどのような状態になっていたいかといったゴールイメージを具体的に設定し、明文化して、共有をするようにしています。
例えば、『65歳でリタイアして、その後は家族とゆっくりしたい』といった希望を語られる方は数多くいらっしゃいますが、具体的にそれを実現するための資金が5000万円で足りる方もいらっしゃれば、数億円あっても足りない場合もあります。
このように、同じような将来ビジョンでもその詳細やそれを達成するための計画に大きな差が生まれることも少なくないため、特に重点的に詳細なヒアリングを行っています。
そして、◆歳の時までに、ストック資産●万円と月■万円のフロー収入を構築できれば、その理想とするゴールを実現できるという数値目標『ファイナンシャルゴール』を設定することもまた重要です。 ほとんどの方がいきなり「ファイナンシャルゴールを設定しましょう」と言われても、簡単に設定でませんので、現役時代と同程度の生活を維持するためには、リタイア後もその6割程度の収入が必要と言われていることを目安にしたり、ビジョンや現状が近い他のドクターの資産形成の目標額や期間をベンチマークにしたりしながら設定していきます。

ゴールから逆算した達成計画を立てよう

次に、30年、50年間といった長期的なお金の流れ知るために、現状と理想の数値をライフプラン表に落とし込んで行きます。
このライフプラン表をご覧になって、「予想よりできていなかったのでしっかり見直さないと…」とおっしゃる方がいらっしゃれば、「少しテコ入れをすれば達成可能なことがわかり、心配しすぎだった」とおっしゃる方もいらっしゃいます。
また、この段階で、先述の『いくら稼いだら、いくら使っても大丈夫なのか』『将来のためにどのくらいの資産をつくっておけば良いのか』といったよくある疑問は、徐々に解消できてきたと言っていただけることも多くあります。
この段階で重要なのは、現状を正確に把握し、理想(ファイナンシャルゴール)とのギャップがどの程度あるのかに目を向け、そのギャップを埋めるために何ができるのかを知ることです。

例えば、理想と現実のギャップが1億円で、準備期間が20年なのであれば、単純計算で年間500万円の積立が必要とわかります。
それをそのまま貯金という形で準備するのであれば、そのまま毎年500万円ずつ貯金していけば良いですし、年利5%で運用できれば月々の積立額は25万円で足りますし、その一部を税金や保険の無駄を省くことによって準備されている方も多くいらっしゃいます。
目標やギャップが明確になり、目標へと進捗していくことで、普段感じていたよくわからない不安感が少なくなってきたと言っていただけることも少なくありません。

長期計画から今年すべきことに落とし込もう

「今年の税金を何とかしたい!」といったお問い合わせをよくいただきます。
毎年のように、年末になるとお電話をいただく方もいらっしゃるのですが、私はそのような方に、1年ずつではなく、もっと長期的な計画を持つことをお勧めしています。
それは、年末に税金対策をすると、選択肢が少なく、かつリスクを低く抑えることが難しいという理由に加えて、長期計画を持っていれば無駄な買い物をしてしまうなどの失敗を予防できるためです。
また、長期的なマネーライフプランを立てたことで「将来が見通せるようになった」「漠然とした不安が消えた」と言っていただけることもよくあります。

インベストメントパートナーズでは、多くの医師・歯科医師の方のお悩みを基に人生100年時代を豊かに送るための「自分4.0」メソッドをお伝えする無料相談会を実施しておりますので、この機会にぜひ奮ってご参加ください。

-------------------------------------------------
▼無料相談会の詳細およびお申込みはこちらから
https://www.ivm-bplan.com/seminar/
-------------------------------------------------

※本記事の内容は、作成時点の制度・規制・規約・市況などの情報を基にして作成しております。改正等により記載内容の実施・実行・対応などが行え場合がございますので予めご了承ください。最新情報に基づいた内容などについては、「ご相談・お問い合わせ」ページかご確認いただけますと幸いです。


山田 裕也(コンサルタント)
山田 裕也(コンサルタント)
大阪府出身 [ ●日商簿記1級 ●米国NLP協会™認定マスタープラクティショナー●相続診断士] クライアントの「痒いところに手がとどく」コンサルタントとなり小さな問題から大きな問題、どんな事でも対応できるチームをご提供しています。

人気記事ランキング

タグ一覧