組織運用体系の考察2 「兼用組織図」
今日も、組織論について更新。
現在、弊社では、月間150人以上のオーナー院長先生から資料請求をいただいている。
その一定数の方は、このブログを見てくださっているだろう。
資産形成の記事を期待してブログに来てくれたなら申し訳ない。m(_ _ )m
また、資産形成のお話は、今後、海外のウェルスマネジメントの事例など紹介しながら、更新していくつもりです。
しばらくご容赦を・・・
では、
先日書いた記事「現在レベルでの組織運用体系についての考察」の中で出した答え、もう少し考察を進めたい。
~以下引用~
■日々の業務と、文化、大切にしようとしているものを、定義してつながりを持たせるような仕組みを作らないといけない。
■実際の運用の方法論をまとめ、運用責任者と協議し、見える仕組みを作らないといけない。
■私が描くビジョンが、私心や個人の実現レベルではいけない。
「大勢が価値あるモノと、直感で思ってもらい、それを考えると、わくわくするようなモノ。
人生を捧げてもやりたいと思うモノ。」
■人事制度にも反映させ、管理職の責任・権限、役割等、定義できるものは、定義していかなければならない。 ~引用終わり~
さらに考えを進めると、最近の問題として、経営戦略が多面的になっている。
そこに問題を感じる。
もちろん、多面的に伸ばそうとすることは良いことだ。
「目の前のクライアントさんに、丁寧にコンサルティングをしていく・・・」のレベルから、
最近は、
「もっと、多くの方にコンサルティングをしたい・・・」
「もっクオリティの高いコンサルティングを開発したい・・・」
「当社の活動や価値を、もっとわかりやすく、上手に伝えていきたい・・・」
「会社のみんなが、もっと活き活きした、制度を作って運用していきたい・・・」
「優秀な人材や、優秀な外部に人材を、確保したい、提携していきたい・・・」
「IPの世界観をコアとした、コミュニティーを形成したい・・・」
「コンサルティングサービスのラインナップを広げ、リレーションできる体制を作りたい・・・」
こんなことを考えている。
ただ、私の悪いところは、これらが、効果的に実現していくための組織化や組織図に示すような、役割と権限などの取り決めが甘い。
当然、大企業ではないので、大層な組織図はいらないし、縦割りになって、他部署のことを考えない組織にしてしまうつもりもない。
「ビジョンを実現するため、目標を実現するための組織を作る」この目的を明確にし、
プロジェクトによって「集合」「解散」がスムーズにできるほうが、今の段階ではいいかもしれない。
あまり長く存続していまうと、組織の存続が目的になってしまう。
そして、今の段階では、役割の兼用が必要だろう。
資産形成のコンサルタントが、企画を行う。
他にも、倶楽部の運営をする。
質の向上を目指した開発を行う。
兼用の組織図ができるはずだ。
さらには、今、取り決め中の人事制度にも、兼用の組織図を基に、定性評価を入れて、「IP主義」を確立していきたい。