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「IPフィロソフィ」

「IPフィロソフィ」

 フィロソフィとは、哲学。

 今日は、新たな気付きがあったので、その内容を記載します。 

 最近、来期、第7期となる経営目標とビジョンを、「A5」の小冊子にまとめている。

 今期の決算がまだなので、正確な前年比はでないが、おそらく、前年比150%以上の設定を、、、私はコミットメントすると思う。

 昔からの悪い癖が、最近出てきている。

 今から、来期の目標を考えていのだが、

 私は、前職で、5年で売上100億円まで、一気にかけあがった会社の部長をしていた。

 今日、改めて、悪い癖が直ってないことに気付いた。

 それは、高い目標を設定しては、自分で自分を追い込み、 「今、無いこと」 に目を向けてしまうこと。

 当時、自分の性格の問題を知っていたので、私のノートには、 「無いモノを嘆かず、有るモノに感謝する。」 と書いている。

 これは、私の未熟さが原因なのだが、私の場合、レベルの高い目標を設定すると、

 自分に無いものを探してしまい、今、自分が手にしていないことを嘆く傾向にある。

 (たぶんこれは、私が、個人のプレーヤーとしての、モチベーションの管理方法だと思うが、組織論にあてはめると良くない。)

 その結果どうなるかというと・・・極端に言えば、感謝の心が少なくなる。

 決して感謝が無くなるわけではないが、

 「感謝」や「認められる」という人の活力の源のエネルギーが少なくなれば、社内の活気も少なくなる。

 本来は、

 「みんなの今の努力を信任し、安心させてあげる。

 そして、その責任を持ってあげて、伸び伸びと活躍の場を作ってあげる。

 本人が気付いていない才能を、引き出してあげて、認めてあげることによって自信をつけさせてあげる。」

 このようなことが、経営理念の実現に近づくはずなのに、私は、逆の効果があるようなことをしてしまう。

 特に、性質が悪いのは、悪気がなく、無意識であること。

 さらに、もっとややこしいのが、それが、良いことだと思っていること。

 君主が、戦う相手や時期を間違い、将軍が戦う場所や戦い方を間違え、そして、現場に撤退権すら認めず、強引に戦場に放り込んでしまえば、悲惨な結果になる。

 同じように、戦略となる「経営目標」や「ビジョン」のレベルやタイミングを、間違うと皆が不幸になる。

 行動指針やクレド、マーケティング、組織論などは、戦術になるが、これが、間違っていたら、努力しても報われない。

 目標設定は、全ての要素を考え慎重に設定しなければならない。

 現状のレベル、今の実力、そして、戦ってくれる人の幸せ、その家族、もちろん、競合の動向、世の流れも、そう。

 目標設定は関連するすべての事を想定して、目標を決めるべきであろう。

 繰り返すが、私は、5年で売上100億円まで、一気にかけあがった会社の部長をしていた。

 その経験が、私の目標設定を高くするのであろう。

 でも、それは、私の個人的な理由だけではない。

 そこに所属し、夢を持ち、必死に勉強した、私の経験は、私にとって大きな自信と誇りと、そして、幸せに繋がったと確信している。

 圧倒的に空気感の良い会社に出会い、そこで学べる事の尊さやその希少さを、わかってほしいという気持ちもある。

 さらには、それをつくることの偉大さを感じてほしいとも思う。

 そして、7期の経営目標のレベル、私は、全ての要素を考えての答えだと確信している。

 それを実現できる実力、それを実現する意義、それに参加する幸せ、それを行動していく意義など、想定しての答えだ。

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 誇りに思うことが、インベストメントパートナーズには、たくさんある。

 だからこその、目標設定であると理解してほしい。

 そう。

 こんなカンジで、有るモノに感謝。

 私自身が「IPフィロソフィ」との向き合い方が甘いんだよね。

 今月、2回めの反省。

 

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