コア・サテライト戦略
コア・サテライト理論
現代ポートフォリオ理論(MPT)という考え方がある。
カンタンに言うなら 「分散投資」 の考え方だ。
統計に基づき体系化された理論で、提唱者のハリー・マーコヴィッツ氏はノーベル経済学賞を受賞している。
細かく分散投資することで、リスクを分散させ、安定的な収益を上げるための考え方である。
既に財を築いている人や、機関投資家には有用です。
しかし、この 「伝統的」 「権威的」 な理論に、最近、否定する意見もある。
細かく投資先を分散させることで、専門分野が広がり、各専門責任者の数が多くなることで、 「人件費」 「維持費」 などのコストを考えれば、逆に非効率になっていくというのがその主張です。
そして、その新しい考え方の1つというのは、 「コア・サテライト戦略」 という理論がある。
(コア=核)
(サテライト=衛星)
言葉の通り、大きく2つに分けて 「軸」 を定め、「サテライト=衛星」で、調整するというのが基本の考え。
現代ポートフォリオ理論が、既に 「富」 を持つ富裕層には有用であるように、この考え方は、これから資産形成を考える 「フローリッチ層」 にとっては良い考えである。
私は、以前から、過度の分散投資は、個人が行うべきではないという考え方でした。
私のクライアントの多くは、 「プロフェッショナル・フローリッチ」 が多く、
その中でも、30代~40代の【 これから富裕層へと昇っていくであろう「ステップアップ富裕層」】 中心のため、
資産を 「守る」 より、 「築く」 または、 「事業で得た収入を転換させる」 というのが、クライアントの要望になります。
「0~3」 「4~6」 「7~10」 というように、資産を増やしていく段階に区別するなら、ステージによって、採用するべき理論は違う。
年収1000万円を超え、これから 「財」 を築く人にとって、コア・サテライト戦略を採用しないと、築くことは難しい。
それが、私の自論です。
関連記事「富裕層をベンチマーク 」に、また、違った視点で書いてますので、参考にしてください。
ただ、ここで、大きく差別化したいことがあります。
このような記事を書けば誤解されますが、私の会社は、證券会社さんや、資産運用を提供している多くの会社とは、違うポジションです。
「アセット・マネジメント」 色を強めている会社さんは、高い投資効率やより多くの収益を短期で上げようとしている考え方で、それはそれで素晴らしいと思います。
機関投資家や投資で生計を立てるプロにとっては・・・
これにに対し、 「ウェルス・マネジメント」 では、私の会社の考えも同じだが、クライアントの人生の目的やビジョンを実現させていくことを重要としていています。
「ウェルス・マネジメント」 の志での、 「コア・サテライト戦略」 を、提案したいと考えているのです。
投資理論や目安など、公にされているモノだけでたくさんあるが、資産形成の目的によって、どれを採用するかは、クライアントのスタイルにある。
このポジションを失うなら、高い収益性には、興味が無い。
なぜなら、投資・資産形成の 「真の目的」 「成功・失敗の価値判断」 は、クライアントである投資家が判断することで、収益性は1つの要因に過ぎない。
一時的に高い収益性に見せることもできるし、リスクを過小に見せることもできる。
でも、「人生の目的やビジョンの実現」というテーマでは、小手先は通用しない。
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