【不動産投資のはじめかた・・・3】「不動産投資を選ぶ人の選び方」
今回が3回目の連載
【不動産投資のはじめかた・・・3】
「不動産投資を選ぶ人の選び方」です。
『不動産投資のはじめかた』 では、普段のブログ記事と区別して、はじめて不動産投資を考える人が、何から手を付けて考えていけばいいか?について書いていこうと思います。
これまで、第1回では、 「私について」 「インベストメントパートナーズ」 について、みなさんがこの人から聞いてみたい!って思ってもらえる人物なのか?どうか?を判断してもらうために自己紹介しました。
第1回では、私自身も不動産投資をしており、会社でも物件を、年30~50件ほど会社で物件を取得しているという話をしました。
そして、2回目は、基本的な 「不動産投資ってどんな投資?」 について書きました。
「不動産投資ってどんな投資?」 では、賃料収入を期待した利益を、 「インカムゲイン」、 購入した値段以上で売却することを期待した利益を 「キャピタルゲイン」 というように、不動産投資の教科書的なことを書きました。
カンタンにどうゆうものか知ってもらうために書きました。
今回が、3回目です。
前回が、教科書的な内容だったので、インベストメントパートナーズのリアルなケースも事例に出して解説したいと思います。
このテーマ 【不動産投資のはじめかた】 の伝え方には苦労します。
以前は挫折しました。
不動産投資をこれからはじめて考える人・・・
わかりやすく理解してもらうためには、それなりの情報量が無いと伝わらない・・・
でも、ややこしい表現だったら、読んでもらえない・・・
これからはじめる人と、「共通言語」「前提となる知識」がないため、補足説明していくと、さらにややこしくなる・・・
難しいところですが、リアルな話なら、少しは興味を持ってもらえるかも・・・ということで書きます。
では、ゆっくり説明していきます。
不動産投資を1から考える時、最初から、不動産投資をやろう!!という人は、少ないと思います。
「資産形成について考える。」
「資産運用を考える。」
最初の入口は、ほとんどの人が、何から考えて、どうしていけばいいかなんて、よくわかりません。
だから、不動産投資をやろうとは、いきなり思えないんです。
では、投資経験10年以上の実際の投資オーナーは、「なぜ、不動産投資を選択し、どのように選んできたのか?」
「数多い資産運用・投資の中から、不動産投資を選ぶ人って・・・どう選んでるの?」
このような疑問に答えていくことが、これから、不動産投資を考える人にとってヒントになるでしょうし、思考のプロセスを解説すれば、はじめかたの参考にもなります。
ご自身の不動産投資を考える時の動機の確認にもなると思いますので、書いていきます。
弊社、インベストメントパートナーズは、資産運用・投資コンサルティング会社です。
コンサルティング会社の視点で説明していきます。
ゆっくりいきます。
インベストメントパートナーズは、不動産屋さんとは、少し違います。
インベストメントパートナーズと出会うクライアントは、資産運用(どちらかというと、これから資産形成)を考えたい人であり、最初から不動産投資を考えたいと決めている人は少数です。
不動産屋さんは、不動産を買いたい人を相手に商売をしていますが、ですから、インベストメントパートナーズは違います。
だからこそ、これから資産運用(資産形成)を考える人たちが、どのような選択基準を持って判断しているのか?を、いつも立ち会っていることになります。
そして、もう1つ、インベストメントパートナーズは、販売会社とも違います。
普通、販売会社は、まず商品ありきで、商品によるメリットを強調し、クライアントのニーズにこたえようとしています。
でも、資産運用・投資コンサルティング会社のインベストメントパートナーズは、クライアント自身について、深堀していきます。
この違いは、わかりにくいかもしれませんが、例えるなら、きれいになりたい人が行く美容室と、髪を切りたい人が行く散髪屋みたいなものです。
根本的には、全く違う世界観を持った異質のモノになります。
前置きのような説明になっていますが、核心部分を理解してもらうための大事なところなんでもう少しお付き合いください。
私達のような資産運用・投資コンサルティング会社では、プロとしてクライアントと、どんな資産運用をしていくのか?を考える時、
そのクライアントの 「ビジョン 」「資産運用の目的」 「希望」 「未来の企画のグレード・規模」 などの、ビジョンによって、その選択をしているということです。
例えば、
お金を今すぐ増やしたい人
「キャッシュフロー」を増やしたい人(ロバート・キヨサキ氏を信望している人など・・・)
リスクが大嫌いな人、現状維持派の人
「性格」も違えば、「好み」「価値観」「人生観」「リスク許容度」・・・なんどなど、とにかくバラバラです。
さらには、年収が3000万円の人と、年収1000万円の人では、やはり、ビジョンや目的が変わることはよくあります。
資産形成の設計コンサルティングの現場では、カウンセリングをして、性格診断を行い運用手段は選択するんですが、不動産投資を選ぶ人の特徴を強いて挙げるなら・・・
■ファイナンシャル・ゴール(資産形成の最終的なゴール・目標)のグレードが高く、悠々自適クラスの未来を目指す人。
前回の「そもそもの話」でも書きましたが、基本的に不動産投資は、「ミドルリスク・ミドルリターン」ですので、ある程度のリターンを期待する人が考えることになります。
■資金調達に対する知識がある人。
不動産投資は、担保価値が優れ、物件価格と同等の借入れによって、物件取得が可能です。
例えば、経営者であれば、事業資金の借り入れの有用性を理解してますが、投資や資産運用も、外部調達は※「レバレッジ」効果が期待できる。
※レバレッジ効果とは、借入など外部から資金を調達することで、自己資本のみで事業を行うより、経営効率を大きく増減させる効果のことを言う。
■真の保険効果を理解する人。
自宅をお持ちの人なら、知っている人も多いと思いますが、団体信用生命保険保険が、全ての住宅ローンについています。
これは、万一、ローン期間中に「死亡」「高度障害」になれば、借入が無くなります。
詳しくは、借入同等額の保険金がおりて、借金が無くなります。
家族には、借金無しの自宅を残せる生命保険になるわけです。
不動産投資の借入も、団体信用生命保険は付いていて、同じように、借金無しの収益不動産を残せるわけです。
そもそも、死亡リスク以上の資産を持っている人は、保険は必要ありません。
今回の考えでは、先に、資産を保険付きで購入するという考え方です。
(この考え方は、なかなか理解してくれません。)
■複利運用が理解できる人。
不動産投資を考える人は、投資家としてのレベルは、中級以上の人が多いですので、複利の有効性を理解している人も多いです。
複利とは、いわゆる 「雪だるま式」 とも呼ばれ、利息に対して利息が付いていくことで加速度的に資産(負債)が増加することを複利効果と言います。、
不動産投資の借入対しても複利の活用は応用可能で、理解できる人は、好んで不動産投資を検討します。(詳しく説明すると長くなりますので、別の機会で説明します。)
ちなみに、この考え方が理解できると、他の投資を考えるのが、バカらしくなるくらい、重要視する人も多いです。
まとめると、資産形成の目的の設定→数値的目標の設定→投資スタイルの発見・除外→運用効果の特徴の理解→スタート。
こんな流れになります。
現場のコンサルティングでは、運用手段について議論するのは、後半部分で、前半はほとんど話しません。
担当コンサルタントは、出口のイメージはざっくり想像しますが、カウンセリング結果の積み重ねによって運用手段を決めていきます。
おそらく、この 【不動産投資のはじめかた】 のテーマに興味をお持ちの方は、既に不動産投資という運用手段に対して、何等か理由により関心をお持ちでしょう。
コンサル視点で、再度、不動産投資を見直す機会になればと思います。 ◆記事一覧に戻る
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■はじめて「このブログへ来てくださった方」へのご挨拶・・・川口一成と申します。
インベストメントパートナーズの資産運用・投資
資産運用と一言で表現しても、『株式投資』『投資信託』『生命保険』『国内・外貨預金』『不動産投資』『FX』・・・・というように、投資する対象によって、その目的・効果は様々なものとなります。
私たちは、あなたを理解しあなたが望むイメージを共有し、あなたの価値観や好みにいたるまで全て理解します。そして、何があなたにあっているのかを提案します。
『何をどうすればいいか?』
その答えは、あなたが考える『未来の暮らしの理想』『資産運用の目的』『達成させたいこと』によって大きく変わってきます。
私たちができること
・長期ビジョンの実現の資産運用
・目的を持った資産運用
・叶えたい理想未来実現のための資産運用
・長期に渡ってリスクがコントロールできる資産運用
私たちがしないこと
・値上がり目的の短期利益優先の資産運用
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・ハイリスク・ハイリターンの資産運用・不動産投資
・単純な金融商品の販売、および、プランニングのみの、プラン作成の手数料ビジネス。【弊社は全て成功報酬】
私たちが資産運用・投資コンサルティングで大切にしていること
・あなたを理解すること
・あなたのビジョンを理解し、あなたらしさをつくること
・長期間の利益を見込める資産運用・不動産の選別
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