10.資産運用・・・「具体的な思考の順番」
久しぶりの更新で、久しぶりの「資産運用・・・」シリーズ。
これまで、資産運用・・・「~~~~~」シリーズで、
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資産運用の初心者の方も、そうじゃない方も、最初に考えるところ
資産運用・・・営業成績が落ちる方法!でも、お客さんにはうれしい事!
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資産運用や個人年金づくりなどで、なかなかうまく考えが進まないのは・・・
とにかく
“目の前の情報に目を向けすぎる”
“未来のこと・将来のこと”
“イメージや目的・目標” が定まっていない事。です。
どんなにすばらしい投資情報や貯金情報を勉強しても、それを将来にいかにつなげるかという知恵がないと!
いくら情報収集してもピンとくることはなく、情報を集めるだけでヘトヘトになって時間的なロスも増えていきます。
何から手をつけていいかわからない。
何から考えていいのかわからない。
これは≪考える順番≫ がうまく理解できてないからです。
今回は 『具体的な考える順番』 というキーワードでお話を進めたいと思います。
資産運用や個人年金づくりは、なが~い目でみていかなければなりません。
そこで、ここからなが~い目で見て、うまく長期計画を実現させるための考える順番の正しいステップ①~⑤を紹介します。
ではステップ①~⑤について、解説していきますね。
今回から話を具体的に進めていこうと思いますが、繰り返し書いてある事柄もあります。
ここからは、特に大事だと思われる部分なのでどうぞ読み進めていってくださいね。
◆具体的な考える順番◆
① 手に入れたい未来・理想について考える
② 手に入れたい未来・理想を数値化する。
③ 数値化した未来をベンチマークキングする。目標とする。
④ 予め、できること・できないことを予想し自分の性格や好みに合わせて「後でこんなハズでは・・・」ということをなくすルールを決める。
⑤ 1~4にピッタリの方法を探す。
では、これまでも連載の中でもお伝えしてきましたが少し復習・・・
“ステップ① 手に入れたい未来・理想について考える”
これは、今までいっぱいお話したので、皆さんもご理解いただいていますよね。 (よくわからない方は第1回~第7回を参照ください。)
“ステップ② 手に入れたい未来・理想を数値化する”
“ステップ③ 数値化した未来をベンチマーキングする”
これは、第8回・第9回でベンチマーキングについて重要性やその効果、そして少しどのようなものなのかをお伝しました。
次にステップ④にいき、ステップ⑤といくわけですけれど、このあたりについてお伝えしていこうと思います。
~~では、ここからは事例を出してお伝えしていこうと思います。~~
私はいつも、他のクライアント様から紹介いただいた方、はじめて会う方にはいつも質問からお付き合いをスタートさせていただいてます。
今回は、そんな出会いからのストーリーをお伝えしますね。
その方との出会いは・・・・
私はいつものように・・・・
「今、これから将来の生活設計や個人年金づくりを、お考えのかたに上手な考え方資金運用の基本がわかるレポートを無料で、お渡ししていますけれど良かったら読みたいですか?」
と、このように興味がある方にレポートが欲しいかを聞いています。
その方は私の言葉に対して
「う~ん・・・読みたくないというのはウソになるかなぁ?」
と、明るく笑いながらお答えになりました。
私は続けて
「あぁ、そうですか。何か将来の生涯設計や個人年金づくりの事で、気になっていることでもあるんですか?」
とお聞きしました。
「まぁ~いろいろねぇ・・・」
このようにお答えになられて、私はこの方が将来の事やご自分の未来について、何か気になっている事があるんじゃないかと思いました。
私は自己紹介・私の会社のやっている事、他のクライアント様の事例などお話し、お客様に提案できることについてお話しました。
そして、だいたいのイメージをお伝えし、
「このようなことを、実現させ、サポートしているコンサルティングですけど、もう少しお話を詳しくお聞きになりますか?」
とお尋ねしました。すると山田様は
「そうですね。」
とおしゃり、会社の事や私の事を2,3質問されてこられました。
私はその質問にお答えして、コンサルティングの概要・会社の概要・事例集を山田さんに送付するお約束をしました。
そして、私は、約束のあと、こう続けました。
「資料は2,3日で届くと思います。山田さんは私共のような会社から話を聞いてみたいと思われた理由ってどんな理由なんですか?」
そうお聞きすると
「いやぁ~、まぁ~今すぐ何かをするってわけじゃないんですが・・・
いずれ将来の事とか、考えていかなければって思っているんですけどねぇ・・・
でも仕事も忙しいし、なかなか考える時間とかきっかけもないですしねぇ・・・。
まぁ、そういうレポートとか情報提供なら、ちょっと聞いてみてもいいかなぁと思いまして・・・」
私は、山田さんのこのような言葉を聞き、
お送りする資料
*長期計画が上手にできるスッテプ1~5について
*ベンチマーキングとういう手法で、考えを明確にしていくプロセスについて
*会社の方針・スタンス・お約束
資料に載っている箇所をピックアップして、簡単にお伝えし、
「このようなカンジの資料ですけど、考えていたイメージとギャップはないですか? 違うなぁと思ったら、はっきり断ってもらっていいですよ」
とお話しました。
すると山田さんは気持ちよく了承してくれました。
その日、山田さんとの会話は30分ぐらいで、このようないきさつで会話は終わることになりました。
なぜ?このようなやりとりを取り上げたかと申しますと・・・
この後、山田さんは・・・・!!!
65歳から公的年金とは別に約25万円の個人年金をつくられ、公的年金と合計すると約50万円弱の収入が見込める状態をつくられました。
さらに65歳前後にリタイアが早まったりする事も想定して不測の事態にも対応できる余裕を持たれました。
ライフイベントにも合わせて、お子様が小さい時は保険効果を厚くし、所得保障効果をつけて、40代・50代・60代の見直しポイント・改善ポイントを設定して長期計画を作りました。
もちろん、お送りした資料の情報だけで、この長期計画の全てを作ったわけではありません。
山田さんとはまだ具体的な考えをお持ちではないときに出会いました。
この山田さんとのいきさつを、例に出してこれから将来の保障を考えていく人が、どういう順番で考えて、どんな答えを出していくのかについて、お伝えしていこうと思います。