成長ビジョン
今日は1月の最終日、結果が出ているはずなので、現実を直視し 「自責」 の精神で、現状を受け入れ、しっかりと反省と改善をやってほしいものです。
特に役職上位者は、全ては自分の責任だと明言できる 「器」 と 「気迫」 を持つこと。
成長ビジョン
今の視点で全てを解決させようと思っても、今の視点で発生した問題は、今の視点では解決できない。
最近、本当にそうだと思う。
視点を 「下げるか」 「上げるか」 どちらかをしないといけない。
私自身も、自分の視点にとらわれ、解決できない 問題 を作りだしてしまう。
今日のブログは、視点によって作りだしている 壁 について、会社のみんなには、特に考えてほしい内容です。
「頑張っているのに、思うようにいかない・・・」
「上司が認めてくれない・・・」
このようなことは、現在の視点で作りだしてしまった 問題 です。
子供の時は、子供のレベルでの 視野 があり、子供の 経験と知識 では、解決できないことはたくさんあります。
同じように、 「20代前半の時」 「後半の時」 「30代~・・・」 。
各時代の自分の 視野 があり、視点 があります。
私も、平社員時代、主任級、係長級、課長職、部長職、そして、今は、小企業の代表者と、立場が変わる度に、 視野 や 視点 のレベルは上がっています。
平社員の時では、考えれないようなことを、今は、日常的に行い。
主任級の時には、解決できないような問題は、今の私にとっては、思いだせないくらい、大きな問題として私の前にはやってきません。
「では、何が変わっているのか?」
今の私のレベルでしか答えは出せないが・・・
「仕事の動機」「責任感・人格」「スキル・技能」
20代前半の私は、 「自分の生活のために働く」 「親からの自立のために働く」 その実現のために仕事をしていました。
それが達成できたら、 「自分の報酬を上げたい」 「出世したい」 「モテたい(笑)」 に変わり、
その次は、 「お客さんに認められたい」 「世間に認められたい」 「部下に尊敬されるような人間になりたい」となり、
そして、真の意味で 、「人の役に立ちたい」 「世の役に立ちたい」 へと、変わっていっています。
このような世界観の説明は、【アブラハム・マズロー(Abraham Harold Maslow, 1908年4月1日 - 1970年6月8日)は、アメリカ合衆国の心理学者。】や、有名な人がおられ、私の説明など無用ですが、会社のみんなには、身近な人の言葉として聞いてほしいのです。
この3つのレベル 「仕事の動機」 「責任感・人格」 「スキル・技能」 を上げていかないと、次のレベルの仕事はできない。
自分の3つのレベルに相応しいことしか、自分にはできないのです。
私は、過去、各等級を順に昇っていき、その部門の責任を任されてきましたが、何度も行き詰まり、人格が耐えれなくなったり、チームを崩壊させたこともあります。
その度に、自分より上のレベルの人に助けられてきました。
自分の職責を維持・発展させるには、真の意味での 「3つ」 について理解が必要でした。
意識してやっと理解できるではダメです。
意識しないとわからないことは、無意識ではわかってないことになるからです。
生活のためから、自分らしく、男らしくなりたいというプライドのために、 動機 が変化するには、それなりの経験をして、 潜在意識に浸透 しないと真の意味では変われない。
情けない自分を痛感し、ライバルとの勝負に敗北するという経験かもしれない。
上司から、低評価を食らい、悔し涙を流す経験かもしれない。
やはり経験から人は変わると思う。
次のレベルに達するのも、お客さんの 「ありがとう」 の言葉をもらい、感動の経験から、 「人のためになりたい」 と思うのだろう。
やっている職業に誇りを持ち、社会的意義を感じるのも、社会とのつながりを実感できた時だと思う。
生活のためから、個人の充実~社会への貢献=存在意義、アイデンティティの確立のステップアップは、人に、責任感と自覚を強化し、それにふさわしくなるため、技能は自然に習得していく。
成長とは何か?
視野を広げ、視点を上げてること。
技術の習得や蓄財だけではない。
会社は教育のために、成長の助けのために何ができるか?
社会的な使命を設定し、貢献する会社集団を作り、世代を超えて伝承させていくため、人をつくっていく。
成長の機会をつくり、挑戦を促し経験の場を提供する。
正直、まだまだ、自分は、会社をそんな場所にできていない。
思いめぐらすことしかできていない。
1つ1つやっていくしかない。
レベルの高い目標を掲げている方と出会い、自分も 「そうしたい!」 と思い。
進んでいくには、成長ビジョンが欠かせないと思い、書いてみました。
組織運用のビジョンも描く必要がある。
また、次回にでも書きたい。