読書感想文のお付き合い
夏季休暇をいただいておりましたが、8月20日より、通常業務をおこなっております。
お休み中は、充実されていたでしょうか。
私は、お墓参りと、、、
娘とプールに行ってきたという、 地味な休暇の過ごし方 でした。
しかし、
精神的にもゆっくりできたことは有意義で、娘の夏休みの宿題 「読書感想文」 に付き合って、私は、古書に挑戦してみました。
娘は、「森のなんやら~」・・・題は忘れました(笑)
私は、、、最近の興味が、 「組織運用」 なので、
なんと、クラウゼヴィッツの「戦争論」、さらに調子に乗ってマキャベリの「君主論」を選んだ。
「戦争論」は、防衛大学で、組織運用を学ぶ時の教材になっているし、
「君主論」は、「経営者が読まなければいけない本 10選」 などに選ばれる名著
とはいっても、どちらも原書は難解で、読むのは困難らしく、娘の夏休みの宿題のお付き合いなので、楽しく読むために、どちらも解説本にした。
でも、夏休みにしか、挑戦しないような本だ。
少し、今回の読書からの学びと、私の資産形成理論の自論について、絡めながら思うままに書きたい。
以下の文は、引用ではないが、次のような内容に、私は、興味を持った。
「何かをはじめようとする時・・・
【目的】と【目標】を明確にすることが必要。」
「【目的とは行動によって、何を達成するか】
【目標とは、行動によって何を獲得するか】」ということ。
計画を作る時の思考手順として、
~まず、 1.目的 とは何かを問う。
目的が決まると、2. 「目的を達成するための目標とは何か」 を考える。
それから、 3.「目標を達成するにはどうすればいいか」 という作戦を考える。
そして、 4.作戦を実行して目標を獲得し、その積み重ねで目的が達成されていくという流れになる・・・。
たとえば・・・A国とB国が、C地方に対して・・・
というように本書では進んでいくのだが、
具体的な紛争例を、読み知っていくと、思考手順がよりリアルに理解できてしまう。
テーマがテーマだけに、いい加減な計画は作れないし、「戦略」という言葉の本家でもある。
計画作りの最高の思考モデルになるわけです。
これは、組織論でも重要でしょうけど、私は、職業柄、資産形成計画の作成の面でも重要と認識した。
この概念を数式に表すと・・・
目的の達成=[目標A]の獲得+[目標B]の獲得+[目標C]の獲得
最終的な目的の達成には、上記のような、複数の目標を獲得しておかなければならない。
たとえば、本書の事例で、目的を「土地の占有」として紹介しているが、(言葉は、テーマがテーマだけに、ブログの記載では、少し変えています。できるだけ戦争という言葉は使いたくないので・・・)
「奪回手段の無力化」「講和等による占有の継続の承諾」などが必要で、
真の意味での目的達成といえるには、このように複数の「条件」を満たすことが必要になる。
さらには、その条件とは、「制海権の獲得」みたいに、具体的にどんな状態なのかを明示する。
明示された状態を、わかりやすく理解するため、目標として表現する。
これを、
ウェルスマネジメント的な資産形成なら、
目的は、「人生の目的の達成」=感覚的な幸せを言語化し、そのビジョンの実現。
というようなことになる。
では、、、感覚的な幸せを満たす 「条件」 とは??? を考えた場合・・・
条件A → 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
条件B → 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
こうゆうモノがでるはず。
ちなみに、コンサルティングの現場で、クライアントの思考をヘルプする時は、目安としては、次のようなことを示す。
『自ら及び家族の経済的リスクが完全にカバーされているというゴ
次に、この条件を、数値的にしたりして、目標としていく。
そして、その目標を、複数並べ、実現に向けて多面的な解決を、長期で計画していく。
長くなりそうなので、このあたりでやめます。
しかも、文章もまとめられてない。
駄文を公開するのは、抵抗あるが、休暇明けのご挨拶がわりに、アップしておきます。
また、その気になれば、続きを書きますね。
娘よ。
きみは、ちゃんと感想文を、かくんだよ~。