歯科医師の方へ伝えたい!!幸せなリタイアメントとは?
こんにちは。今回のブログ担当のコンサルタントの喜多です。 今回は我々が提唱する幸せなリタイアについて書いてみたいと思います。 昨今「不景気」という言葉がこの日本にスタンダードになっていましたが、 そんな世情の中でも、一般的に富裕層と呼ばれる方々はどのようにリタイアについて考えているのでしょうか? 先日の日経新聞電子版の記事で面白い情報がありました。 2015年6月12日(金) 富裕層を中心に海外移住が盛んです。 例えば、 HOYAの鈴木洋CEOがシンガポールへ、 ベネッセホールディングスの福武總一郎会長がニュージーランドへ、 サンスターの金田博夫元会長がスイスへ、 バルスの高島郁夫社長が香港へと、 大企業のトップクラスの人の移住が相次ぎました。 さて、ここからが本題です。 皆様は上記のように海外に移住をしたいですか? 大半の方は 「出来るならしたいけど・・・」 若しくは 「海外に移住できるならもっと別のことをしたい」 となるのではないでしょうか。 では、別のこととはなんでしょうか? ・豪華客船で世界一周でしょうか? ・ゴルフ三昧の人生でしょうか? ・沖縄や北海道への移住でしょうか? ・オシャレなカフェの経営でしょうか? ・今と同じ生活を続けたいでしょうか? どれも素敵ですね。 ではその素敵な夢や希望を実現する為の準備はできていますか? 大半の方は 「したいけど出来ていない」 「どうしていいかわからない」 となっているでしょう。 特に私たちがお付き合いしている「歯科開業医」の皆様は当てはまる方が多いのではないでしょうか? それは当然のことです。 ・経営者で日ごろから考えることが多すぎる ・休日もセミナーや学会等で完全な休日があまりない ・まずは経営をしっかりしないといけないという思いがある ・経営が落ち着いてきたらお子様の学資計画等ご家族様のことを優先している 考えたくても考えることが出来ないですよね? ここで一つお伝えしたい話があります。 北海道で開業されて25年の54歳の歯科開業医がいました。 個人経営で地域に密着した患者様主体の医院です。 ご家族は15歳年下の奥様とのお二人です。 このご夫婦は11年後から「マレーシアに移住する」ことが決まっています!! 生まれも育ちの北海道で冬場の北海道の恐ろしさを毎年経験されていました。 毎年大雪で3車線の道路も1車線が使えなくなる。 分厚い雪雲に覆われ昼間でも暗い雰囲気になる。 趣味のゴルフも全くできなくなる。 毎年冬が来るのが憂鬱でした。 ご開業された頃からそんな北海道を離れて 温暖な気候の地域でゆったり暮らしたいなと考えておられました。 そんな中テレビで見たマレーシア特集で一気にマレーシアへの羨望が高まり 移住計画が考え出したとおっしゃっていました。 目的は ○一年中温暖な気候でゴルフ三昧 ○クアラルンプール以外は都会の喧騒はなくゆったりしている ○物価が日本の約1/3 ○イスラム教・仏教・キリスト教・ヒンドゥー教と様々な方々が共存している ○医療体制が整っている。 ○長期滞在ビザが取得しやすい(MM2HP) ○世界各地の名所に旅行する場合もマレーシアを拠点にする方が割安 といったところです。 この先生のニーズにピッタリあてはまるのがマレーシア!! その夢を医院の経営も本気で取り組みながら着実に進めていました。 中には「夢物語だ」とおっしゃる方もいるかもしれません。 この歯科開業医のように やりたいことをリタイア後に実現することは夢ではありません。 欧米では現役時代とリタイア後を分けて考えることがスタンダードになっています。 現役時代は一生懸命仕事を頑張り、リタイア後は一生懸命やりたかった夢の実現を叶える! 世界的に見た場合、 「仕事を勇退した後はどんな生活をするの?」 という質問は日常会話です。 日本では 「今が大事なんだ」 「仕事をおろそかにできない」 となります。 もちろん欧米諸国民が仕事をおろそかにしているわけではありません。 リタイア後への意識が日本に比べ非常に高いという事です。 仕事をしている現役時代が「全て」ではなくリタイアしてからも人生は続きます。 理想的な考え方は 現役時代は仕事に家族にプライベートに一生懸命に生きる。 リタイアした後の人生も精一杯締めくくるために夢を実現する。 という事ではないでしょうか。