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医師・歯科医師に特化した総合資産管理コンサルティング

成功院長レポート

 こんばんは、資産運用・投資 代表コンサルタントの川口一成です。


 今日から仕事です。連休中に訪問してくださった方々、放置してしまい申し訳ありませんでした。




さて、


 以前は、連載してました「成功院長レポート」を久しぶりに書いてみます。


 その方は、数年前に歯科医院を開業され、最近、法人化をされました。有名な先生なので、都道府県まで書けば、特定されると思いますので、今回は書きません。


 年間売り上げは、約2億円!!です。

 

 この数字は、業界の人ならわかるでしょうけど、相当すごい数字です。


 歯科医師3人を含む、衛生士さん助手さんなど、総勢約20人程度で経営をされています。


 この医院の特長は、「分業制」です。


どうゆうことかというと・・・


 院長は、保険診療を全くせずに、自費診療のみに専念しています。


 保険診療は、保険診療のみ専門に治療する先生に任せています。


 また、この医院では、カウンセリングに力を入れていて、ほとんどの歯科医院では、チェアサイドで自費の説明をしています。  しかし、チェアサイドでは、患者さんとこちらが対等な関係になることは難しく、深いコミュニケーションはとれません。きちんとした説明を行うことが難しい状態にあります。  ところが、この医院では、カウンセリングルームだけではなく、カウンセリングだけを専門にされる歯科医の先生がおられるのが特長です。


 3人の先生は、各自の持ち場があり、それ以外の仕事は、基本的にはしないというのが基本方針のようです。


 そして、この「分業制」は、歯科医師の先生だけではなく、衛生士さんは、衛生士さんの仕事の範囲しかしません。掃除は掃除専門の人がいて、受付は受付専門の人というように、とにかく分業なんです。


 役割を与えられ、そこにだけ責任が求められるのです。


 持ち場意識と役割分担の徹底が、他の医院と比べて、この医院の特長のようです。



 さらには、ホームページにも、記載されていますが、歯科医院の初回の来院では、【応急処置→精密検査→カウンセリング→治療→メンテナンス・予防歯科】というように、手順が決められてます。


 応急処置の後は、問診をし、その後は、口腔内の、咬み合わせ状態、歯肉の状態の診査から、エックス線写真、唾液検査、必要ならCT検査まで行い、「単純に治す」ではなく、「歯を理想的な状態にする」というのがコンセプトの医院です。


 当然、「単純に治したい」という患者さんは、途中で来なくなるみたいですが、「歯を大切にしたい」という患者さんは、長く来院してくれるそうです。


 自費診療は、患者さんの自己負担が大きな治療です。それでも、しっかりと治して、歯を大切にしたいという人は、たくさんおられるみたいですね。



 院長が考える「理想の治療」のコンセプトの中、スタッフが役割分担して、行動されていますが、その秘訣は、院長がスタッフさんのことを大事にされているのがよくわかりました。


 スタッフみんなでスタディグループの勉強会の参加、退職金の制度、役割分担によっての権限委譲と責任の持たせ方、弊社でも、勉強になる制度や仕組みがたくさんありました。


 院長の考える『理想』は、「治療に対して」 「スタッフの働き方」「院内の雰囲気」「歯科医院の経営」など、あらゆる分野に、院長の『理想』を感じることができます。


 




 トップの「こうゆう医院にしたいんだ!」という意思が大切なんではないでしょうか。



経営は意思だ!といいますもんね。












 今日は以上です。










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